選び方・節約更新
スクーターとミッション車の維持費の違い差がつくのは排気量と消耗品
この記事の要点
- 税金・自賠責保険・重量税・車検は、車体の形ではなく排気量の区分で決まります
- 交換する部品は、スクーターは駆動ベルトなど、ミッション車はチェーンやスプロケットが中心です
- 燃費は形よりも車種ごとの差が大きいので、諸元表の数字で比べます
スクーターとミッション車(MT車)では、乗り方も車体の作りも違います。維持費も違うように思えますが、大きな費用の多くは車体の形では変わりません。
形では変わらない費用
| 費用 | 金額を決めるもの |
|---|---|
| 軽自動車税 | 排気量の区分 |
| 自賠責保険 | 排気量の区分 |
| 重量税 | 排気量の区分(126cc以上でかかる) |
| 車検 | 排気量の区分(251cc以上だけ) |
同じ125ccなら、スクーターでもミッション車でも、税金と自賠責保険は同じ金額です。金額はバイクの税金とバイクの自賠責保険にまとめています。任意保険も、車体の形より年齢条件や補償の内容で大きく変わります。
違いが出る費用
駆動系の部品
エンジンの力を後輪に伝える仕組みが違うため、交換する部品も違います。多くのスクーターはベルトで、多くのミッション車はチェーンで後輪を回します(シャフトやベルトで回すミッション車もあります)。
| 項目 | スクーター | ミッション車 |
|---|---|---|
| 主な部品 | 駆動ベルト、ウエイトローラー、クラッチ | チェーン、前後のスプロケット、クラッチ |
| 日ごろの手入れ | ほとんど要らない | チェーンの掃除・給油・たるみの調整 |
| 交換の決め方 | 取扱説明書の指定の距離で点検・交換 | 伸びや減り具合を見て交換 |
チェーンは手入れをしないと早く伸び、スプロケットも一緒に減ります。スクーターの駆動ベルトは外から見えないので、指定の距離で点検してもらうのが基本です。
タイヤ
原付二種のスクーターはタイヤが小さく、1本あたりの価格が安い傾向があります。一方で、大きなスクーターやスポーツ車は太く大きいタイヤを使い、価格も上がります。タイヤの費用は、車体の形よりタイヤのサイズで決まります。
オイル
エンジンオイルの交換はどちらにも必要です。ミッション車はエンジンオイルがミッションやクラッチも潤滑する車種が多く、スクーターは後輪の減速ギアに別のオイル(ギアオイル)を使う車種が多くあります。交換の時期と量は、取扱説明書で確かめます。
燃費は車種ごとの差が大きい
スクーターは燃費が良いと言われることがありますが、同じ排気量でも車種によって燃費は大きく違います。比べるときは、諸元表のWMTCモード値を見ます。燃費の見方はガソリン代の計算方法にまとめています。
先に排気量、次に形
維持費の差は、車体の形よりも排気量の区分で大きく出ます。迷ったら、まず免許と月の予算で排気量の区分を決め、その中で乗り方に合う形を選ぶと比べやすくなります。予算からの選び方は月の予算からバイクを選ぶ手順にまとめています。
ノリマネーでの扱い
ノリマネーの消耗品の目安は排気量の区分ごとに決めていて、スクーターとミッション車を分けていません。前提は計算の前提と出典に載せています。